薄暗い部屋と明るい部屋、あなたはどちらがお好きですか?
このように聞かれたら、ほとんどの方は「明るい部屋!」ってお答えになりますよね。
風水でも、もちろん、明るい部屋をおすすめされています。
整理・整頓・清潔はとても大事ですが、「陽」の気を高める意味から「明るさ」も大切。
家の中は、日中は日当たりが良いこと、夕暮れから夜にかけては照明で家の中が明るくなっていることが風水のおすすめなんですね。
ということで、今回、ご紹介するのは、風水における照明のお話。
この記事を参考にして、ご自宅の照明をチェックしてください!
風水で照明が大切な理由
風水では照明は、とても大切だと言われています。
照明は暗いところを明るくしてくれる、風水的に「陽」の気そのもの。
活発なエネルギーによって、家とそこに住まう家族に大きなエネルギーを与えてくれる存在だからなんですね。
ちょっと大げさに言うと、照明は「家の中にある太陽」のみたいなものなんです。
だからこそ、家の中で「陽」の気を高めたい場所では、照明にはこだわりたいですし、悪い意味で「陰」の気が強い場所では、照明をしっかりとセットして、気のバランスを取ると良いんですよね。
照明の色とおすすめの設置場所
照明のメインは光の源である蛍光灯(電球)です。
蛍光灯の種類
家の中で使われる蛍光灯は主に、
- 白っぽくて青みを帯びた一番明るい「昼光色」
- 太陽のような自然な明るさの「昼白色」
- オレンジっぽい温かみと落ち着き感のある「電球色」
の3つです。
蛍光灯別おすすめ設置場所
どの場所でどの蛍光灯を使うかは、まずは、それぞれの色の特徴と家の各場所との関係、そして、その場所を、どのようにコーディネートしたいかで決めると良いのですが、やはり、おすすめはあります。
具体的には、以下のような感じですね。
<昼光色のおすすめ設置場所>
- 書斎
- 勉強部屋・子供部屋
- 作業部屋
<昼白色のおすすめ設置場所>
- 玄関
- リビング・ダイニング・キッチン
- 自室(長くいる部屋)
- 脱衣所・洗面所
<電球色のおすすめ設置場所>
- 和室
- 寝室
- トイレ・風呂
- 廊下・階段
各蛍光灯の特色と、部屋や場所の機能を考えると、一般的には上に書いた設置場所がピッタリですね。
設置場所別おすすめの明るさ
蛍光灯の明るさをどうするかは、人によって好みが分かれますが、
- 明るめにしたいのは、玄関、リビング、子供部屋・勉強部屋
- 明るさを抑えたいのは、寝室
といったところ。
それ以外の場所は、お好みでOKなんですけど、やっぱり、明るめにしておいた方が風水的には良いでしょう。
また、部屋の隅や、柱の陰などあまり光が行き届かない場所も、意識して明るめにしてください。
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場所別風水的照明のこだわり
では、さらに場所別に風水的に照明のこだわりたいポイントを見ていきましょう。
風水で大切な玄関
外から良い運気を招き入れる風水でもっとも大切な場所とされている玄関。
やっぱり、玄関の照明には、強くこだわりたいですよね。
マンションなどでは、もともと設置されているダウンライトに電球色の蛍光灯をセットされているお家は多いと思いますが、次に取替えるときには、昼白色の蛍光灯に切り替えてみませんか?
太陽の光のような昼白色の蛍光灯を用いることで、玄関は一層明るくなりますので、さらなる運気アップが期待できます。
また、間接照明を用いて、玄関で陰になりやすい場所を明るく照らしてあげると、風水的にさらにグッドです。
風水では、玄関は夜中でも照明を点けっぱなしにすることが望まれますが、「ちょっと、そこまでは・・・」と言う方は、この夜間、間接照明を点けておくと良いですよ。
家族が集まるリビングルーム
リビングルームも照明の明るさにこだわりたい場所。
リビングルームは家族が集まって、団欒のひと時を過ごす場所。リビングが明るくて居心地が良ければ、自然と家族は集まり、風水的に家族運がアップしていきます。
また、家族で食事をするダイニングも同じく風水的に家族運に影響があり、キッチンは健康運も関係することから、明るくしておきたいですね。
照明が行き届かない場所
部屋の隅や階段、廊下などでは、照明の光が行き届かないため、薄暗くなりがちです。
このような場所は、風水では気がよどみやすいと考えられているので、さらなる運気アップに向けて、スタンドライトや乾電池式のランプなどで、明るく照らしてあげましょう。
おわりに
整理・整頓・キレイ、明るい!
これが風水の基本であるだけに、やっぱり家の中の照明には、きっちりとこだわっていきたいものです。
特に風水的に重要な場所である玄関、そして、家族運をアップするリビングルームの照明は明るくして、さらに、家の中で薄暗くなりがちな場所も照明を工夫して、明るく気持ちの良い生活空間を作り上げていきましょう!