風水では、あらゆるものは「火・土・金・水・木」のいずれかの性質を持つという「五行」の考え方があります。
そして、各々、「相性」と「相克」というものがあるのです。
「相性」は互いに高め合い良い影響を与える関係。
「相克」は反発したり、足をひっぱったりする悪い関係。
五行の「相性」と「相克」が分かれば、風水が分かる!くらい、大切なもの。
ぜひぜひ、お読みください!
風水の五行、ご自身や相手の五行を詳しく知りたい方は、こちらをお読みください!
五行の相性
「相性」と書いて「そうしょう」と読みます。
これは、五行のまさに「相性の良さ」を説明しているもので、具体的には、
「火」が燃えて「土」を生む
「土(大地)」から「金(金属)」が生まれる
「金」が冷えると「水」が生じる
「水」は「木(植物)」を育む
「木」が燃えると「火」が生じる
といったもの。
「火・土・金・水・木」の並びで、隣のものを作る・助けるという関係にあります。
お互いに良い影響を与え合い、ともに発展するので、セットにすると良いのです。
五行の相性が分かると、何と何を組み合わせると良いか、どの方角でどんなことをすれば良いか、色は何がよいかなどが分かりますので、自宅で風水を行う楽しみはグンと増えますよ!
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五行の相克
「相克」と書いて「そうこく」と書きます。
これは、「五行」の対立した関係を説明しているものです。
「火」は「金」を溶かす
「土」は「水」を吸収する
「金」は「木」を切る
「水」は「火」を消す
「木」は「土」の栄養を吸収する
「火・土・金・水・木」のひとつ飛ばしで効果を消し去る関係にあります。
このように反発したり、良い点を消しあう「相性が悪い」関係のものを合わせると、運気が下がるのですね。
例えばキッチン。
キッチンでは、コンロという「火」と水道という「水」が両方あります。
風水では、両者は「相克」で、その関係は良くないため、キッチンの運気は乱れがちとなると考えます。
そこで、コンロと水道の間に、観葉植物などの「木」を置くことで、乱れた気を中和することが大切になります。
五行の「相性」「相克」を考えて配置しよう
五行の「相性」がより良い風水を目指すために大切な一方、「相克」はやってはいけないNG風水が分かるといえるでしょう。
やはり、風水では相克を理解することも大切なんですね。
暮らしの中では、たくさんのものを扱うことになります。
その際、風水の基本となる「相性」と「相克」を考えて配置すると、より良い効果が期待できますよ。
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