我が家では、もう何年も前から夫婦は別々の部屋で寝るようにしています。
ダンナさんの部屋は寝室兼書斎。といってもはすごく狭くて、とても書斎と呼べるような代物ではありませんが、ここにパソコン机を置いて、普段はネットを見ており、たまに仕事もしています。
ところで、風水では寝室と仕事部屋や書斎は別にすべきとの考え方があります。
机とベッドは同じ部屋に置かないほうが良い、ということですね。
できればそうしたいのは山々なんだけど・・・、住宅事情から、仕事部屋と寝室が一緒になってしまうことって、どうしてもありますよね。
そこでこちらでは、寝室と仕事部屋や書斎が一緒の家でやると良いインテリアの風水、特にベッドに向きと机の置き場所をご紹介します。
風水で寝室と仕事部屋が同じだとダメな理由
寝室は、寝ている間に身体を休め、心を整える場所。
風水では、「人は寝ている間に気を取り込んでいる」と考えられていて、寝室はゆっくり落ち着いて眠れる場所にすることが大切です。
そのためには、寝室には仕事道具や本棚などは置かないほうが良いのです。
一方、仕事部屋や書斎は、頭を使って仕事をする場所。
集中力を高め、仕事の成果を出すためには、少しばかりの緊張感は必要です。
もし、仕事部屋や書斎がまったりと落ち着ける場所だったら、遊びの誘惑が多いスペースにしていたら・・・、仕事をする気がなくなってしまいますものね。
このように寝室と仕事部屋は、部屋の目的が違いますので、部屋のあるべき雰囲気も全く正反対となるのが風水的には理想です。
でも寝室と仕事部屋や書斎が一緒だと、眠ることと仕事することの両方を行うことになり、どっちつかずになってしまいます。
そして、このどっちつかずという状態が風水的には良くないんですよね。
机とベッド、どっちを優先?
寝室と言えばベッド。
仕事といえば机。
これがあるかどうかで寝室か仕事部屋かが決まると言っても過言ではありません。
では、ベッドと机の両方がある部屋、つまり、寝室と仕事部屋が兼用になっている部屋では、どちらを優先すべきでしょうか?
結論は・・・、ベッドを優先することをおすすめします。
もちろん、仕事は大切です。
でも、それ以上に身体と心の健康のほうがもっと大事です。
なので、身体と心の健康に一番大切な睡眠を得るためベッドを優先すべきなんですね。
寝室での仕事で風水的にやると良いこと
ベッドを置く方向
寝室と仕事部屋を兼用するときは、まずはベッドの置き場所を優先しましょう。
ベッドの向きは「南北」とし、頭を北側に向けるようにします。
また、頭の近くに部屋への出入り口が来ないようにすることも大切ですよ。
どうしても「南北」にベッドを置くのが難しいときは、「東西」とし、頭を東側に向けると良いでしょう。
それ以外にも寝室の風水でできることをやっておきましょう。
仕事机の置き場
ベッドの位置が決まったら、次は仕事机の置き場です。
仕事机は、できるだけベッドから離れた場所に、そして、可能であれば部屋の「北西」の位置に置くと良いでしょう。
「北西」の方角は、風水では「主人の方角」と呼ばれるところ。
「金」の気が強く、貯蓄運、社会運、出世運をアップしてくれる方角なのです。
こちらに仕事机を置くと、仕事に関わる運気アップにつながります。
まで、仕事机の上に「パキラ」などの観葉植物を置くと、より良いですよ。
子供部屋もベッドを優先
さて、お子さんがいるご家庭では、子供部屋のあるお家もあるでしょう。
お子さんが小さいときは、親御さんと一緒に寝るので、子供部屋は遊び部屋か勉強部屋になっていることでしょう。
でも、大きくなって子供部屋で寝るようになったら、子供部屋は寝室兼勉強部屋になりますよね。
この場合も、やっぱり「ベッド」の向きを最優先して方向と置き場所を決め、机はその次に考えるようにしてくださいね。
「いやいや、ウチはしっかりと勉強してもらいたいから、とにかく勉強机を優先したい!」
って思われるかもしれません。
だけど、お子さんの健やかな成長を望むのであれば、まずはベッドを優先してあげてください。
勉強ができる子供部屋はこちらの記事を参考にしてください!
なお、子供部屋では
ベッドは枕の位置が東向き
机は東か北側
がベストです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
おわりに
部屋の広さや造りによっては難しいかもしれませんが、寝室と仕事部屋が同じ部屋での風水は、
- ベッドの位置を最優先
- ベッドは南北に置き、頭は北側に向ける
- 仕事机は北西に置く
- 仕事机に観葉植物などを置く
といったことをやってみてください。
また、こちらの記事では、チェックしておきたい寝室の風水をご紹介しています。
あわせて、ご参考にしてくださいね!
では、風水で幸運を!