風水の基本中の基本としてあげられるのは「陰陽」と「五行」。
「陰陽」は文字とおり「陰」か「陽」かですが、「五行」って言われてもぱっと思い浮かばないかもですね。
「五行」とは、「木」、「火」、「土」、「金」、「水」という5つの要素のことで、世の中のすべての事柄は、この「五行」に分けられるという考え方です。
「陽」を「日」、「陰」を「月」に置き換えると、そう、「陰陽」と「五行」は、一週間の曜日となります。
<ご参考>
「五行」の5つの要素は、それぞれが独自の特性をもっているのとともに、他の五行とお互いに影響し合う関係にあります。
五行の相性が良い関係を「相性(そうしょう)」、相性が悪い関係を「相克」と呼びます。
では、風水の基本となる「五行」について、具体的に見ていきましょう!
風水の基本「五行」
風水では、五行の「相性」と「相克」という2つの関係を理解して、それらを上手にコントロールして、身の回りの環境を整えることが大切なんです。
「五行」とその「相性」と「相克」くわしくは、こちらをご覧ください。
人にも「五行」がある
あらゆる事柄に「五行」があるように、私たち人にも「五行」があります。
「木」の性質を持つ人や「火」の体質を持つ人などといったように、人にはそれぞれに当てはまる「五行」があるのです。
自分の「五行」が分かったら
自分の「五行」が何に当てはまるのかが分かったら、そして、自分を取り巻く人や物の「五行」が分かったら、それをもとにして、お互いの関係が「相性」なのか、「相克」なのかがわかりますよね。
自分と人や物とが合うのか、合わないのかが、簡単にわかるんですよね。
それをもとにして、周りの環境を整えたり、人間関係をもっと良いものに変えていくことができます。
もし今、うまく行っていないことがあれば、自分の「五行」をもとに、お家の中や身の回りをチェックしてみましょう。
「相性」が良くなかったり、「相克」の関係にあるところは、風水で変えると、次第に運気は良くなっていくもの。
そして、他の人の「五行」がわかると、好きな人と自分との相性を知ることもできますので、相手とうまく通じ合っていなければ、どうすれば良いのかの付き合い方も分かってきます。
すると、あなたを取り巻く人間関係は、すごく良くなっていくものです。
このように自分の「五行」がわかれば、風水を活用して、より良い運気を取り込むことができるのです。
自分の「五行」が分かる簡単な方法
では、どうすれば自分の「五行」がわかるのでしょうか?
自分の「五行」を知る方法は、実はとても簡単、それは、ご自身の誕生日からわかるのです。
「五行」は「四季」と密接に関係
「五行」は「四季」と密接に関係しています。
春は「木」の気、夏は「火」の気、秋は「金」の気、冬は「水」の気が、それぞれ割り当てられています。
このように各季節ごとに「木」、「火」、「金」、「水」と4つの「気」があるので、自分がどの季節に生まれたかによって、自分の「五行」は決まってきます。
でも・・・、季節は4つ、五行は5つ。
このままだと五行のうち、「土」の気が入っていませんよね?
実は「土」の気は、季節の変わり目に割り当てられているのです。
1年のうちの四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前であるおよそ18日間ずつを「土用(どよう)」と呼ばれており、この期間に生まれた人は「土」の気ということになるんです。
これらをもとに、自分の誕生日から「五行」を知ることができるのです。
あなたがどの「五行」になるか、ご覧ください。
春生まれの五行
2月4日~4月17日生まれ
季節の五行 : 「木」の気
開運する五行 : 「土」の気
夏生まれの五行
5月6日~7月20日生まれ
季節の五行 : 「火」の気
開運する五行 : 「金」の気
土用生まれの五行
1月17日~2月3日、4月18日~5月5日
7月21日~8月7日、10月21日~11月7日生まれ
季節の五行 : 「土」の気
開運する五行 : 「水」の気
秋生まれの五行
8月8日~10月20日生まれ
季節の五行 : 「金」の気
開運する五行 : 「木」の気
冬生まれの五行
11月8日~1月16日生まれ
季節の五行 : 「水」の気
開運する五行 : 「火」の気
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おわりに
世の中のすべての事柄は、「木」、「火」、「土」、「金」、「水」という5つの要素であらわす「五行」。
自分の「五行」がわかると、そして、人や物の「五行」がわかると、「相性」と「相克」がわかり、どのような風水を行えば良いか、簡単にわかりますよね。
ご自身の「五行」をチェックして、たくさんの良い「気」を呼び込んでくださいね!
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