風水収納、今回は冷蔵庫の収納術をご紹介します。
ちょっと気を許すと、すぐにゴチャゴチャになってしまうキッチンの冷蔵庫。
整理整頓が基本の風水では、ゴチャゴチャはNG!もちろん、冷蔵庫も同じです。
そこで、簡単にできる風水収納をチェックして、冷蔵庫をスッキリさせましょう!
簡単!冷蔵庫の収納の基本
冷蔵庫の収納術をチェックする前に、まずは基本的な収納をご紹介します。
それは・・・
冷蔵室は、物と物のスキマをあける
冷凍室は、物同士ピッタリくっつける
ことなんです。
冷蔵室は、冷気を循環させることで物を適度な温度に冷やすため、冷蔵庫内の風通しを良くしておくと、まんべんなく冷気が行き渡りますよね。
なので、物同士のスキマがあると、冷蔵効果がバッチリなんです。
それと、冷蔵室の中でも、より冷たく冷やして置きたいものは、上のほうに置くといいですよ。
ほとんどの冷蔵庫は、冷気は上から出るようになっているため、上のほうが温度が低くなるからです。
一方、冷凍室は凍らせるための場所。ですので新たに物を入れるとき、すでに凍った状態の物にピッタリとくっつけると冷凍までの時間が短くなりますし、冷凍庫を開け閉めする際、外の空気に触れにくくなるので良いわけです。
まずは、冷蔵室と冷凍室の収納の違いを押さえておいてくださいね!
では、続いて冷蔵庫内の収納術のご紹介です。
余分なものを捨てる・買わない
余分なものを捨てる、買わない・・・。
いきなり、当たり前すぎてごめんなさい。
なんですけど、やっぱり、冷蔵庫の中がゴチャゴチャしている一番の原因は、「使うつもり。だけど、使わない」余分なものがいっぱい入っているからなんですよね。
私(=管理人)も、気をつけてはいるんだけど、旅行のお土産で買ったジャムや佃煮とか、めったに使わない調味料なんかが、いつのまにか残しっぱなし、ってことが良くあるんですよね。
風水を始めてから「これじゃあ、いけない」と月に一度くらいは、冷蔵庫の中に残っている余分なものは捨てるようにしています。
そのたびに、もったいないなぁって後悔してるんですけど、ね。
なので、冷蔵庫でスッキリ収納するためには、「余分なものを捨てる・買わない」が一番大事だと思います。
冷蔵庫内の置き場所を決めておく
ほとんどの方はやっていると思いますが、冷蔵庫の中のどの位置には何を置くか、大体の置き場所を決めておきましょう。
たとえば調味料が、いろいろな位置に散らばって置かれていたら、見栄えが悪いのはもちろんですが、それ以上に使い勝手が良くないですよね。
なので、物によって置く大体の位置は決めておきたいですし、必ず冷蔵庫内に入れておきたいものがきれてしまっても、そこは空きスペースにしておいて、次に買い足したときに置くようにしましょう。
空きスペースだからと、別の物をその場所に置いたりすると、買い足したものを置く場所が別のところになって、いつの間にか冷蔵庫内がゴチャゴチャになるので、ご注意を。
冷蔵庫も整理・整頓
風水の基本は、整理整頓です。
整理とは物の種類ごとに分けること。整頓とは同じ種類の物をルールに基づいて並べること。
上で書いたように、冷蔵庫の中も、肉なら肉、野菜なら野菜、ドレッシングならドレッシングと冷蔵するものの種類ごとに分けて、大体の置き場所を決めます。
あとは物の大きさや高さ順で並べると、スッキリとした見栄えになりますよ。
賞味期限の短いものは手前に
賞味期限が短いものは、冷蔵庫を開けたときに、すぐに目に入る見えやすい場所に置きましょう。
基本は視視線の高さにある段が良いのですが、物単位でスペース分けをしているため、全部を同じ段に置けませんよね。
なので、スペースの中でも冷蔵庫のドアに近い手前側に置くと、忘れることなく使用できますので、「賞味期限切れ」がグンと少なくなりますよ。
野菜は下処理をして冷蔵する
野菜室には、キャベツ、白菜、ダイコン、ねぎと、じゃがいもや玉ねぎがメインになっていますよね。
これらは、大きい、長い、丸いため、冷蔵庫内で必要以上の空きスペースを作ってしまいます。
なので、できるだけ下処理をして、ジップロックに入れ替え、立てて並べるようにしましょう。
すると冷蔵庫内は見た目にもスッキリしますし、次の料理のときに使いやすくなりますよ。
それと、野菜はできるだけ一回の料理で使いきれる量だけしか買わないようにしています。
少し割高かもしれないけど、結局、捨てることになるよりはマシって割り切ってます。
ジップロックに野菜を入れるときの裏技があるんですよ。
それは、封をするまえに、袋に息を吹きかけることなんです。
そうすることで、袋の中の酸素が減って、野菜が劣化しにくくなるんだとか。
食べ物に息を吹きかけるのって、少し抵抗はありますけど、ほうれん草やサニーレタスなどの葉物で一度、やってみてください。
ほんとうに長持ちしますよ!
冷凍庫は付せんを貼る
冷凍庫に肉類を入れるときは、店で買ったパックから、ラップに包み替えて入れています。
もちろん、分ける量は次の料理で使う分量ごとに小分けにしています。
あと、カレーの残りやミートスパゲティのソースを冷凍するときは、お椀に入れてラップしてるんですね。
(本当はタッパーに入れ替えて、付せんを貼るのが良いのでしょうけど、面倒なので・苦笑)
この問題は、凍るとどれがどれか分からなくなってしまうということ。
なので、文房具の付せんに日付と中身を書いて、ラップの上にぺタっと貼っておきます。
ほんのひと手間で、中身がなにか、すぐに分かりますし、冷凍庫を開けたときに目に飛び込んでくるので、早めに食べようって気になれます。
おわりに
以上、冷蔵庫の収納の基本と6つのスッキリさせる収納方法をご紹介しました。
スッキリさせる収納方法のほとんどは、
「すぐに使えるようにする方法(=いつまでも冷蔵庫の中に置きっぱなしにせずに済む方法)」
なんですね。
食べ物でも古い物は、風水的に良くありません。
余分なものを買わない、買ったらできるだけ早く使いきる、古いものは捨てる、これが冷蔵庫の中をスッキリさせるいちばんの方法です。
ぜひ、お試しください!